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薬を使用しない農業の試み きゅうり褐斑病 + 紅まどんな [薬を使用しない農業の試み]

30年以上前からお付き合いのある、魚類防疫士の水野さんが、20年ほど前に
「薬を使用しない養殖の試み」というコマーシャルベースの論文を、専門誌に
継続して投稿していたことがありました。

それにちなんで、「薬を使用しない農業の試み」として、投稿させていただきます。

薬を使用しない農業の試み Ⅱ  

キュウリ 褐斑病 + 紅まどんな


きゅうり農家のMさんに、接ぎ木苗を収めていた、 (株)M農場のI農場長 (接ぎ木の草分け的な方と聞いています。) が、

苦しんでいるⅯさんに、ご自分の使っている機能水を、一升瓶に入れて2本ほど 「使うておみや。」(使ってみたら)と言って持って行ったのがきっかけです。

Mさんは、試験に入る前に薬は使っていると思います。使ったけどダメだったのだと思います。

以下データ写真です。

対照区

褐斑病回避テスト ネオ キュウリ試験  使用前 対照区.jpg



試験区

きゅうり褐斑病回避テスト使用後 ネオ キュウリ 使用後 試験区0005 (2).jpg


連棟ハウスの一棟だけに、機能水を流しました。もうあきらめて、キュウリを抜くところでした。

結果として

4回散水後だったか、週2回程度の施用で4週間経過後だったか、頃から急激に回復し、試験区はまた多収穫し始めた。

単なる、機能水の病原菌繁殖抑制効果なのか。

試験前に農薬をやっていて、急に代謝し始めて、効果が出たのか。

植物生理機能が急激に向上して、何らかのホルモン合成や、免疫機能などが働いたのか。

専門の先生方なら、こうした現象に出くわしたら、すぐに学術的に説明できるんだろうが。

理由はともかく、

Mさんは、、引退するまでお一人で使い続け、引退して行かれました。



当時の日報より

Mさん

10年以上使用していただいております。主にハウスキュウリに使用しており、病気はほぼ出ず、キレイで美味しい実がなっています。

平成26年からキュウリを作る面積を半分減らし、半分は紅まどんなを植えました。そこにも土壌改良資材を入れており、機能水も常時灌水で流しています。

指導員の方は、紅まどんなの芽の動きがどこよりも早いと驚かれているそうです。


平成27年8月中旬

紅まどんなに、晩秋の芽が今出ているそうで、2ヶ月も早いと驚いていました。

平成28年1月

紅まどんなの樹の勢いがすごいので、指導員の方が、年内に実を付けさせようとしているそうです。
普通は、もう1年 木を成長させるそうなので、ベテランの方に相談して決めるとの事です。




野人のたわごと



私は農業をしたことはありません。専門家でもありません。  
しかし40年近く試験ばかりしてきて、細胞レベルでは、植物も動物も魚類も同じだなあとよく感じます。


これからの農業は、系統独占も終わり、どんどん強い農家が出現してきて、産業としてもやっと花が咲いていくんだなという感じがします。


また、無農薬有機栽培などの付加価値農産物も、どんどん出てきて、農業の多様化と発展もこれからだな、という感じがします。


まずは、大元である植物自体の細胞レベルでの代謝生合成の機能を、本来の能力を発揮できるようにしてあげて、またそれによってホルモン合成や免疫機能も向上させてあげて、

そのうえで、素晴らしいテクニックやノウハウを駆使して、美味しい作物を狙い通りに栽培されて、良い経営をしていくのが効率的ではないでしょうか?


これにも、いろいろな方法があると思います。



Mさんが一人でキュウリの試験をされたころ、同じ地域のナスの農家さんに名人ひろ子さんがいました。

「ひろ子さんに。この技術の話をしてみたら?」と声をかけてくれた農家さんが言ってました。

「ひろ子さんは、ナスと話が出来るんよー。 いつも畑におらい。(いるよ)」 と。

そうなんです。  名人は作物さんたちと、本当に話が出来るんです。  

感じるんです。  作物さんたちが出している、波動のようなものを。


牛元気情報  http://usigenki.blog.ss-blog.jp/
魚元気情報  http://sakanagenki.blog.ss-blog.jp/
農家(作物)元気情報 http://noukagenki.blog.ss-blog.jp/


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